ワールドオブダンス2019年シーズン3Duels2はホットなジュニアチーム対決

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 Duels2(決戦)はジュニアチームのホットな対戦

予選を勝ち上がった8組のジュニアチーム。一対一のダンスバトルDuels(決戦)が熱い。チーム戦になると迫力があり、とってもエキサイトするダンスが見れます。

アッパーさながら相手を威嚇したり,挑発するシーンが面白い。いや~本当に熱い、熱すぎるジュニアチームのダンスバトルです。

ヴィピープスvs バトル・ドロイ
 
ヴィピープスはチームの絆が強いダンスチーム。はるばるフィリピンからの遠征は「国家」を背負っています。国からの信頼も厚く、名誉ある称号ももらっている。国家の名誉にかけて負けられないダンスバトルが始まる。

ディレクの興奮ぎみの「let’s get ready to Duel!」の掛け声で始まる Duels。ジャッジも好きなジュニアチームのダンスバトル。
 

 
整列されたダンスフォーメンション、ステップもきれいに揃っている。対戦相手の(バトル・ドロド)に向けた、ちょっと小ばかにしたロボットダンなど。見ていてかなりいい感じで踊っている。
途中でセンターで踊ってた女の子、足を抱えたポーズが少し乱れるが、それも全く気にしないでダンスがづづく。ジェニファーは「ダンスはスポーツ、アスリート同じぐらい激しい運動競技」と言い、それぐらい素晴らしいダンスだったと答える。
そうです、ダンスは最も運動量の多い競技、格闘競技と同じくらい、いやそれ以上ともいわれています。

バトル・ドロイド
 
こちらも海を渡ったベルギーからのBBoy、バトル・ドロイド。予選ではだれもが驚くヘッドスピンで、度肝を抜かされました。今回も得意のブレイクダンス炸裂か?
 
全体的に軽いダンス構成、得意のブレイクダンスは所々に使っているが、あまり大技は使っていない。途中でブルーのシャツを脱ぎ白のTシャツ姿になって、大型犬を引き連れた攻撃的なシーンから盛り上がる。
 
 
 
 
最後はヴィピープスに向かって、挑発的なポーズをとり場外乱闘へ発展しそうな様子を見て、ディレクが出て行き「落ち着いて、落ち着いて」と両者をなだめるシーンも含めて、決戦バトルであると感じました。
 
でもダンスシーンからは少し物足りないB‐BOY。期待していただけにチョッと残念です。

 

スコア:バトル・ドロイド:90、91、90、平均90.3  VPeepz:92、92、94の平均92.7

 Intention vs Get Down District

インテンション、オクラホマ州エドモンド出身のコンテンポラリーダンサー。若い女性のみのチームですが、プロダンサーとして全国で公演も数多くこなしている。

 

 

終始にこやかな表情のダンスに、女性特有の体の柔らかさと美しさを前面に出している感じのダンス構成。アグレッシブさは欠けるが、全体的にまとまったダンスを見ていて癒される感じがします。そのあたりに採点の影響があるかもしれません。

Get Down District
 
予選1では見ることのなかったこのGet Down District(ゲットダウン・ディストリクト)。WAACKINGというダンススタイル。WAACKING(ワッキングダンス)とは何?言葉は聴いたことがあるような,無いような。
 
結構奥深い内容のダンス。ワッキングダンスはこのようなダンスで、手の振りが大きくてシャープなダンスは、かなりカッコいい。

 
 
 
 
手をローリングさせたり、腕の使い方がうまいダンサー。かなり大きく使うので普通より運動量が多い。そしてハイキックあり、途中でコスチュームをクイックチェンジ。それからダンスもトップギアに入る。

曲もセクシー軍団のプッシー・キャットドールズのWhen I Grow Upトップギアとともに彼女のダンスは成長したのか?

スコアーはIntention: 87, 88, 86 平均 87 Get Down District: 89, 87, 88 平均 88 トップギアとともにゲットダウンは見事成長しました。

 MKAM vs Elektro Crew

MKAM (エム・カン)はアメリカの高校生ヒップホップダンサー。ヤバイ雰囲気を出すヒップホップ。バットマン風の黒いアイマスクをつけて、ちょっと怪しげな雰囲気。

 
見るからにストリートファイトをしそうな感じ。このコスチュームで相手をビビらせる作戦か?それはこのステージで求められる。完璧に近いフォーメーションダンス。
 
ちょっと野蛮な感じのダンスはこのステージに合っている
 
 
 

ここまでくると、あとはダンスがどうのこうのと言うより、ジャッジの趣味?好きかどうかになってくると思うのですが、果たしてジャッジの判定は?怪しい雰囲気のこのダンスにはもってこいの曲、
 
ケンドリック・ラマーの「The good kid, m.A.A.d. city」ギャングが潜む荒廃した街で荒れ狂うダンス。


 Elektro Crew
 
ヒップホップインターナショナルのゴールドメダリスト、エレクトロ・クルー。ダンススタイルはヒップホップで
このチームも危険なにおいのするダンスチーム。
 
バックに映った街並みも、やはり荒廃したビル。踊っているのはスリラーを意識しているようなダンス。時折聞こえる不気味な声(モンスター?)と、このサウンドがより一層デンジャラスなダンスを表現している。
 
 
 
 
でもダンスはかなり上手い。スゥープステップやショルダーグルーブなど、ジャッジにも好印象のダンスを使っている。ダンスに使われた曲もかなり怪しい「Dangerous


スコアーはMKAM:92、88、92(平均90.7)Electro Crew:90、90、93(平均91)

 Dance town Divas vs JDC

JDCカリフォルニア出身のコンテンポラリーダンサー。

それぞれが手鏡をもち、自分の顔を見る所からダンスが始まる。何かを探している様子がこの歌の歌詞から伺える。ダンスはまあはっきり言って普通。これっといって可もなく不可もなくっていう感じです。
 
 
 
世代きっての歌唱力の持ち主、女性ヴォーカルのジェシー・Jの曲Who You Areがダンスより気になる。

 

Dance town Divas
 
 
ダンスタウン・ディバス、予選ではフリフリのフリンジパンツで、ラテン魂を見せてくれた楽しいダンス。今回は装いも新たに、まったく違った様子で前回とは全く別人のよう。
 
ドラマチックで真っ赤な衣装は、従来のボールルームダンサーとは全くかけ離れたコスチューム。新しいダンスの試みかも?そして前回の得点ではここを通過するのは至難の業。
 
 
 
 
知的な振り付けで整然と踊るダンスタウン・ディバス。また気合の入った声も入り、その迫力に圧倒されます。またダンスに使った曲も、想像をはるかに超えたこの曲「gangsta’s paradise」

 
ダンスではメロディしか流れていなかったのですが、この曲で踊ってほしかった。

スコアーはJDC :95、95、98、(平均96)Dance town Divas:96、94、95、(平均95)

 Crazy 8’s vs West Springfield Dance

クレイジー8はかわいいコンテンポラリーダンサー。ジャッジのだれもが彼女らを好んでいる。バレエの回転を中心にしたダンス構成。対戦相手を選んだ理由を聞くと、

ただ単に「スコアーが自分たちのほうが高いから」だそうで。それは全く持って正解の一番の理由です。そんなリトルガールの踊るダンスはこれです。

 

 

West Springfield Dance
 
ウェストス・プリングフィールドダンス、ピエロのメイクで登場。これまたちょっと危険な雰囲気が出ている。ダークなイメージとは違った、パロディのようなコミカルなダンスから入る.
 
そして今からショーが始まるといって[10,9,8]のカウントダウン。「ピエロは好きじゃないんですか?」とクレイジー8に向けて「パフ、パフ」と宣戦布告。
 
 
 
 
そこからピエロ達のダンスが始まる。顔のペインティングだけじゃない、ブレイクダンスも決まっているし、フォーメーションダンスもほぼ完ぺき。かなりアイデアあふれたダンス構成。
 
 

スコアはクレイジー8’s:94、92、94(平均93.3)ウェストスプリングフィールド:87、92、89(平均89.3)
ウェストスプリングフィールドは、ジャッジもかなり興奮気味でいたし、かなりいい評価をしていただけにちょっと残念です。

 Redemptions (敗者復活)

ジュニアチーム部門の「敗者復活」に残った二組は、MKAMとDancetown Divasでした。 果たしてどちらが勝ち残るのか?与えられた一曲でどんなダンスを見せてくれるのか?

次のステージCUTは今まで以上にレベルアップしないと勝ち残れません。バトルの曲もLevel Up

ちなみに「ミレニアム・ダンス・コンプレックス」の振付師でプロダンサー、ジョジョ・ゴメスはこんな感じでLevel Upの曲を踊っています。ちょっと過激かも?「いいえ、さすがです」。