アデライン100年目の恋本当の恋に出会えるのか
そして次に、無酸素状態が解けてそれから数分後に息を吹き返し夢中で水中から抜け出し、しばらく間その場に横たわっていた。
お互いにどんどん惹かれていくアデライン(現在の名前はジェニー)とエリス。ジェニーには絶対秘密にしなければならない事があり、それを隠し続けてエリスと一緒になれるのか?
とても切ないアデラインの物語。
年を取ることもなく生活するのですが、不老不死は人間の究極の目標と思いきや、やはり一緒に生活する人が年を取って行き亡くなる。しかし自分だけが全く取らないのは切ないなと。
かの「スターウォーズ」のヨーダでさえも800年も生きたから、もうそろそろ眠りにつきたいと言って、永遠の眠りにつきました。
800年は長いですね。もし800年も生きることが出来るとしたら、あなたならどうしますか?途中、仮に400年ぐらい過ごしたとして、もうしんどいと思うか、それともまだ残り400年も生きれると考えるのか?
自分ならしんどいと思います
見どころは、アデライン医学部の大学生との恋
彼がアメリカに戻って、アデラインも一緒にアメリカで過ごす3週間。それから彼が公園でプロポーズをする。アデラインがタクシーでその場に着いた時、彼が指輪の箱をもっているのを見る。
やっぱり無理と思い タクシーにそのまま行って欲しいと告げて、彼の所から去っていくシーン。その時アデラインは年を取らない体の事を、まだ言っていなかった。
今のまmまで同様に一緒になれないと思い、涙を流して恋の終わりを確認するのでした。幾度となく恋を経験したはずなのに、年を取らない体の事を考えると。
しかしどうしても一緒になれないもどかしさは、今の恋人エリスにも歳の事は伝えていません。でもエリスの招待で彼の実家に行くことに決めました。
驚きのシーン
ウイリアムは「お母さん(アデラインとそっくりだと)言われるだろう。」と返す。このやり取りが終わらないと思ったエリスは、疲れているので休む事を告げて階段を登っていく。
ウイリアムはキッチンでお酒を飲み、ふと窓の外を見ながら、アデラインとの出会いが走馬灯のように巡ってくるのであった。
とっても切ない思いで、涙なくしては見れないシーンです。基本男性の方が女性より未練というか、なかなか思い出を忘れることが出来ないですね。
自分もこのシーンを見た時過去の思い出をこの映画のシーンのように思い出しました。
アデラインの正体
分かってしまいます。 ジェニーが散歩に出かけるとウイリアムに言った時髪の毛に虫がついていた。それを取ってあげると言って髪の毛に左手を添える。
ふと見ると小さな傷跡があり、それを見たウイリアムはその手に傷が。もしかすると、アデラインに手当した傷跡かも知れない。
急いで離れの小屋に唯一1枚だけ取った写真があるのを思い出し、走って小屋に行きダンボールの中の封筒を探し出し写真を見つけだし、やっぱりそうだったんだと思った。
アデラインと森に出かけた時木の枝で彼女が怪我をし、その手をウイリアムが縫って傷を手当したしたことを。間違いなく彼女がアデラインだと。
散歩するアデラインを探し出し、ウイルアムが真実を尋ねる。どうしてそんなになったのか、アデラインも原因がわからない。
歳を取らないことで政府のモルモットになることが、一番の原因でそれを知られる事が怖くて逃げていたし、モルモットにされるだろうと思って隠れていた。何とも苦しい、辛い、切ない物語です。是非見てほしい作品です。
綺麗なアデライン