彩の妊娠に疑問?
妻・彩(佐々木希)が無事に女児を出産した。もしかしたら自分の子ではないかもしれないそんな疑念は葬り去る覚悟を決め、立木信夫(玉山鉄二)は彩と娘を笑顔で受け入れる。
一方、彩も日々育児に没頭し、夫婦は平穏な日々を取り戻す。ところがそんなある日、信夫の同僚・望月俊介(吉田ウーロン太)が出会い系サイトで、かつて彩が使っていたハンドルネーム(りんご)を再び発見!それを知った信夫は平静を装いながらも、激しく胸がざわめいて…
一方、大物作家小野田史郎(古谷一行)の担当編集・平川百合(奈緒)にも異変が。ほとんど出社せず小野田邸に泊まり込んでいた百合だったが突如、今や専務となった父・倉田和馬(陣内孝則)に退職願を提出したのだ!血相を変えて小野田へと乗り込んでいく倉田、だが、これがとんでもない事態を引き起こす
つかの間の幸せから奈落の底へ
子供と共に平和に暮らしているかと思いきや、やはり性依存症は続いていた事を告げにカウンセラー小早川志保 (木村多江) にその苦悩を告白する。
上着の下は真っ赤な服、夫と子供の愛を持ってしても、依存症は治らなかった。倉田和馬 (陣内孝則)の専務昇進パーティーの後に信夫の同僚・望月俊介 (吉田ウーロン太)が信夫にりんごちゃんが現れたと告白。
明日の午後2時に喫茶店で待ち合わせをしていると。それを聞いて信夫は望月の代わりに待っていると、真っ赤な服を着た女性が現れ、下向きにしていた顔を上に上げるとそこには別人が挨拶。
私りんごちゃんですと自己紹介その姿を見て少しは安心した様子だった。一方ほとんど出社せず小野田邸に泊り込んでいた百合。そこに心配した倉田専務が乗り込み百合を連れ戻そうとするが、何か話しているその言葉が洗脳されたみたいだ。
「小野田先生のアーティストへの嫉妬ね、ママも自分の熱意に焼かれてしまっただけだと。下劣な男の見る目は女をそんなふうに見る先入観なのよ」と完全に洗脳されたみたい。
一方信夫の家では、仕事の話を電話せしている時子供がどうしても遊んでほしいので、隠れんぼと言って部屋の何処かに隠れている時に、信雄は見てしまった。心のなかではもう無いと半分は思っていたが、不安は拭えきれない不安。
そうあの彩の行動を示す洋服を真っ赤なシンクのワンピースを、子供が隠れてた所を開けると目の前に、一着と思っていましたが何とする十着がそれを目の当たりにした信雄は呆然、、、、、何故そんな所においてあるのが不思議です。あたかも見つけてほしいように、絶対バレルに決まっているし、?赤いムカデは死んでなかった!!!
赤いムカデの正体が?
彩の携帯をみてどこかの出会い系サイトで男と会う約束したことを知った信夫は、その日休みを取って遊園地に子供連れで行く。
この事をカウンセラー・小早川に電話で、今の様子を男と会う時間を塗りつぶす為にここに居ると話す。そうこうしてる内に彩が具合が悪いから家に帰るいう。信夫も一緒に帰るからというと、折角の休みだしなみももっと遊びたいでしょと言って先に帰ってしまう。
それを車で家まで尾行して家の近くでその様子を見ていると、タクシーを待たせたままで暫くると真っ赤なワンピースを着た彩がタクシーに乗り込む。
タクシーを追いかけて行く途中で見失う。待ち合わせの場所の喫茶店にもいない。その様子を電話で、小早川に聞いてもらう信夫。
「冷静に落ち着いて、私の言うことを聞いて、言葉を復唱して」と信夫にその通りにしてもらう。何度も信夫は「アイスを食べ終わったらお金を払って車場に」「アイスを食べ終わったらお金を払って車場に」を繰り返す。
駐車場に行く途中の橋の上で橋の向こうに対峙する真っ赤なワンピースの彩を見て、咄嗟に子供を抱きかかえ、眉間に皺をよせ反対側に小走りに戻るのであった。
切なさ過ぎる残酷な現実です。人間崩壊。現実逃避してもいいぐらいです。こんなことされたら、殴る蹴るをしてするかも川に突き落とすかもです。やるせない気持ちでいっぱいです。
それといつもならボズ・スキャッグスの歌で終わるのですが、今回はヴァイオリンの音楽のメロディーも音楽効果で、悲壮感が半端ない様にしているのが印象的でした。
ヤッパリ音楽ってドラマチックな演出には欠かせないと。
最終話