部門別決勝(Divisional Final )
各部門のダンサーによるファイナルへの最終ダンス対決。ここではアッパーダンサーの上位3組による部門別決勝( Divisional Final)です。頂上決戦のファイナルに残る1組はどのダンサーか?
部門別決勝に残ったアッパーのダンサーはこの3組
Derion and Madison(デリオン&マディソン)
Poppin John’s (ポッピン・ジョン)
Briar Nolet(ブライヤー・ノレット)
ダンススタイルはコンテンポラリーデュオのDerion and Madison(デリオン&マディソン)
ポップアニメーションのPoppin John’s (ポッピン・ジョン)
ソリストコンテンポラリーのBriar Nolet(ブライヤー・ノレット)の3組のダンサー。
まず最初にステージに立つのは、
力強い独特のコンテンポラリーダンスは、華麗な柔らかい本来のコンテンポラリーとは違い、アグレッシブなコンテンポラリーダンサー。
黒の衣装に頭にはハットそして、ステッキを持ちながら登場します。ステッキを巧みに使いそしてかぶっていたハットも一緒に使うアイデアあふれるダンス。
今回はかなりコミカルなダンスが一面に、それは着ていた黒のジャケットの襟元をほどくと、黄色の裏生地が見えるとそれと同時に周りのスクリーンも同じように黄色に変わる。
またハットを裏返すとそこにはブルー、これも周りのスクリーンもブルーに変わるっと言ったナイスな演出。最後はジャケットを脱ぎ捨てると、その下には色とりどりの幾何学模様のシャツ。
しかし最後のリフトのところでちょっとしたアクシデントが。
Poppin John’s(ポッピン・ジョン)
ステージの中央に位置するメタリック調の椅子に座っているポッピン・ジョン。周りのスクリーンも何やらメタリックな感じがする。被っていたトレードマークのキャップを顔に当てて回すと、そこにはサングラスが。
マジックもできるのか彼は?その頭を見ると何やら違和感が、それはなんと頭が少し禿げている?M字なった形で剃り込み?「ああそれでいつもキャップを被っているのか」と。まあどうでもいいことなんですが、ちょっと気になったもので。
いつ見ても楽しいダンス、オーディエンスも手を叩いて応援しています。ストリートダンスをこれでまた、世に広めるきっかけにしたかもしれません。ジェニファーも「自分の小さい頃に戻ったようだ」と言った憧れのストリートダンサー。
ビートに乗った曲で全員を魅了するこの曲Universal Mind Control (UMC)も最高です。
Briar Nolet(ブライヤー・ノレット)
Redemptions「救済」からこのステージまで来たコンテンポラリーダンサー。実力は相当なもので綺麗と言うよりも、彼女も力強いコンテンポラリーといった感じ。
ステージには大きなキューブ、初めはその中でダンスをしていて、それからそのキューブの上に立ってから、おもむろにジャンプしながら回転してステージに降り立つブライヤー・ノレット。
ここで失敗したら何もかも水の泡。これはヤバすぎる演出でみんなの度肝を抜いた。そして少し光沢のある真っ赤なステージコスチュームにも目を奪われる。
ステージ所狭しと踊りまくるブライヤー。自身満ち溢れたダンスは今まで抱えていた、何かを振り切ったように感じる。最後にまたキューブの上に上がって、それから消えるイルージョンも見せるダンス。
自身に満ち溢れたダンスに使った曲はブリトニースピアーズの “My Prerogative”
得点はわずかな差でブライヤー・ノレットがファイナルに。惜しくもポッピン・ジョンはファイナル進むことはできませんでした。Redemptions「救済」から蘇ったブライヤー・ノレット、フィジカルなアドバンテージをものともせずファイナルで、思いっきりダンスをしてほしい。