Duels(決戦)1
アッパー対決。ボールルームダンサーの(Karen y Ricardo)カレン・イ・リカルドが(Luka & Jenalyn)ルカ&ジェナリンを選ぶ。これも前回同様で予選上位のダンサーが、対戦相手を選ぶことが出来る。
予選の時にだした得点差は歴然で、99,7の満点に近い点数を出したカレン・イ・リカルドと、87点のルカ&ジェナリン。決まった感があるかも?でもシーズン1でジャバウォーキーズがイアン・イーストウッドに負けたことを考えると、そうは言いきれないかも?
圧倒的なスピードと華麗なダンス、これがボールルームダンスだと言う表情と、自身みなぎるダンスにラテン系のノリノリミュージック。曲はLa Malanga。リフトをして床すれすれで、受け止める技は,ちょっと怖いような気もしましたが、会場も審査員も大興奮。
カレンを座らせてスピンを繰り返すそのスピードに言葉がありません。スピンはなんと34回していました。やばいです。これがボールルーム世界一の実力か!!
表情もかなり気合が入っています。かなり荒っぽいダンスは今までにない、まったくの新しい表現の仕方。ステージの床に放り投げたりとか、その大胆さが前回と全く違うところ。新しい表現を表す曲はSeven Nation Army 。そこにもう少しスピードがあればと感じました。
結果は?Luka&Jenalynの最終スコアは,92.3、これだけ出せば十分と思うのですが、あなたもそうおもいませんか?
アンタッチャブル vs エクスプレゼンズ
ジュニアチーム対決、ボールルームダンサー対コンテンポラリーダンサー。最初はデアンジェロ率いるアンタッチャブル。大きな布をなびかせ、その中でダンスをするディアンジェロ。
このダンスの戦いに挑む,戦士のような迫力あるダンスで曲も最高です。その布の中に入った瞬間に、他のダンサーたちが現れる最高の演出。
5組そろって踊るタンゴ、サルサ、リフトも取りれ、淀みなく流れていく感じとでも言うのでしょうか?難しい振付をこなしているアンタッチャブル。振付師の父の後押しがあって選んだ曲は
Imagine Dragons の戦士の気持ちにさせる曲Warriors (戦士)。
驚異的なパフォーマンスで会場も審査員も釘付けにしました。かなり好きなダンスと曲です。何度見てもいいダンスです。あなたもそう感じると思います。是非とも次のステージに進んでほしい。
エクスプレゼンズ、コンテンポラリーの女性だけのチーム。真っ赤なコスチュームでコンテンポラリーダンスを披露する。
何回転ものピルエット。これでもかっていうほど多用します。それ以外にダンスがとっても軽い、コンテンポラリーダンサー特有の体の柔らかさから、出ているような感じがします。
全員でするそのピルエットには圧倒されます。これはちょっとズルい?
一糸乱れぬ見事までのピルエット、それも全員がしたら完全にそのダンスにくぎ釘付けです。あなたもそう感じるでしょうか?アマチュア大会で6年間無敗の理由が、このダンスの中にあるのがわかります。
それをこの曲で表現、この曲もズルい?(何か言ってよ あなたを諦めてしまいそう!何か言ってよ、あなたが望むなら)っと訴えかけるSay Something
ビーダッシュ&コンクリートvs パシャ&ダニエル
パシャ&ダニエル、前回大人のボールルームダンスを見せくれたディオ。ダンスの中ではこのボールルームダンスが、一番きれいなダンスをしているような気がします。これも彼らの影響かも知れません。
美しいという表現がぴったりのダンスで、あくまでも優雅にダンスする2人。その姿はセクシー、シャープでタイトという表現がぴったりなダンスだと思いました。
ところどころにリフトも取り入れるが、あくまでダンスを中心に表現する玄人受けするダンサー。
ジェニファーもそのダンスは間違いなくAクラスのダンスだと言ってました。Aクラスのダンサーが踊る曲は “Faded” by ZHU
シックでエレガント、美しいダンスディオ。こんなダンスが出来たらと思わせる2人が最高です。特に女性ダンサー(ダニエラ)。完璧なまでのプロポーションとダンス。そんなダニエラに憧れダンスしたいと思ったらここです・
ストリートの新しい過激なスタイルダンスを見せた、ビーダッシュ&コンクリート。今回はどんなダンスを見せてくれるのか?
ステージには2つの風船があり、一つが飛んで行くところから始まります。1人はピエロの衣装をまとい、もう一人はフード付きのトレーナー。周りを見るとどこかの遊園地であることが分かる。
ロボットダンスとヒップホップの融合。今回もちょっと変わったダンス。ベートーベンの曲(月光)(Moonlight Sonata.)さえもダンスにしてしまう。それにその曲も一層そのダンスを際立させている。
遊園地の中で地面に倒れていた男を起き上がらせ、ピエロが一緒にダンスをする演出で、操り人形みたいに男にダンスをさせる。最初に風船が飛んで行った時からどんな展開になるのか?とっても気になりました。
このダンスの中に物語を想像させるダンススタイル。演出が上手過ぎます。そのダンススタイルはやっぱり、レ・ツインズにそっくりだと、レ・ツインズの刺客?後継者?かも
そのストーリー性はビーダッシュ&コンクリートの方が上手いと感じたかも?あなたもそう思いますか?
ラスカルズvsファビラスシスターズ
ジュニアチーム、ラスカルズ対ファビラスシスターズ。日本からの出場で唯一残ったファビラスシスターズ。ここでも次のステージ進出を決めてほしい。
チーム対戦になると中心的な存在の役割がかなり、ウエイトを占めているようです。ファビラスシスターズも、一番小さい女の子がその存在。ジェニファー・ロペスもそのようなことを言っていました。
曲(Shatter Me)とダンスが完全にシンクロナイズされたその演出に魅了されます。そのステージに相応しい曲も.ダンスとヴァイオリンの融合、
踊るヴァイオリニスト「リンジー・スターリング」。今までのジュニアダンスとは一味違った振付とダンス。
指先の使い方、腕の振り方がダンスを大きく見せています。ここが他のダンサーと違うところです。
アロハ精神のハワイno1チームは、非常に強く清潔でリード役の少年がかなり「swag」なダンス。日本で言うswag ダンス?みたいなものがあるのですが、
本来の意味からすると「swag」はカッコいいという意味になるので、ダンス形態としてはないと思います。だからかっこよかったら、スワッグダンスでいいんじゃないでしょうか?
カッコいいダンスをするラスカルズ。裏通りのストリートダンスを思わせるような雰囲気と曲Snap Yo Fingers、全く気取らない自然体がとっても良い感じ。
マイケル・ダメスキー vsアンジェル
アッパーダンサー対決、マイケル・ダメスキー対アンジェル。アッパーダンサーの中で唯一の「soloist」(ソロダンサー)の2人。マイケルは対戦相手にアンジェルを選びました。
マイケル・ダメスキー、男性のコンテンポラリーダンサー。オーストラリアno1の実力を今回はどう表現するのか?
非常に男性らしい現代的なコンテンポラリーダンス。正確にそしてジャンプ&スピン。
明らかに優れたダンサーが踊る曲はエリー・ゴールディングの
Hanging On
スーパーヒーロー誕生か?と思わせるぐらいのダンスとイケメンさ。そしてジェットコースターに乗っているかのようなスピード感は言い過ぎかも?。でも振り付けも自分ですることができるクレバーなダンサー。
リズミカルに、心地よく曲にのせてダンスするアンジェル。好きなダンススタイルです。ポップ、ロッキング、ヒップホップを見事に操るっと言った感じです。
曲の選択もナイスな感じ、軽快にテンポよく踊るその曲は、ワールド・DJ・チャンピオンシップスで優勝した
フランスのヒップホップユニットのC2C、ダウン・ザ・ロード
かなりイカしたダンスをします。好きなダンススタイルで、絶対にあなたも気にいると思います?
イヴォ・アイゴ vs エイヴリー&マーカス
コンテンポラリーダンサー対決。前回2位のイヴォ・アイゴ対ディオのコンテンポラリーダンサー。
美男美女と言ってい良い、エイブリー&マーカス。
イヴォが持っていない瞬間の動き、それは柔軟な動きでした。柔軟性のビートであるダイナミックなダンススタイルを2人は持っています。
ヴィジュアル的にもかなりイカしている2人。かなりの好敵手になる可能性が高い。クラシカルバレエとコンテンポラリーの融合的なダンスは、キレイの一言。イヴォ・アイゴ最大のピンチかもしれません。
ステージパフォーマンスに選んだ曲は、新世代ポップ・アイコンHalsey(ホールジー)のイカした曲Now Or Never
ダンスを終えた2人の審査の時に見せた、ジェニファーの頭を抱えるシーンが印象的でした。審査得点に迷いが生じたのか?