マイルチャンピオンシップ(G1)11月19日 総力戦

(ポイント)4角1桁番手 or 上がり1位、中距離で好走経験ある古馬
マイルCSの近5年の3着以内馬の通過順と
レース上がり(順位)
●2016年
ミッキーアイル 1- 1 35.6(11)
イスラボニータ 6- 5 35.0(5)
ネオリアリズム 2- 2 35.6(11)
●2015年
モーリス 9- 8 33.1(2)
フィエロ 8- 8 33.3(6)
イスラボニータ 12-13 33.0(1)
●2014年
ダノンシャーク 11-10 34.1(1)
フィエロ 7- 6 34.4(7)
グランデッツァ 3- 3 34.8(10)
●2013年
トーセンラー 15-14 33.3(1)
ダイワマッジョーレ 3- 4 34.1(6)
ダノンシャーク 8- 6 34.1(6)
●2012年
サダムパテック 6- 7 34.1(3)
グランプリボス 8- 8 34.0(1)
ドナウブルー 8- 8 34.1(3)
4コーナーを1ケタ番手で回ってきた馬が12頭。2ケタ番手だった3頭はすべて上がり1位。もう1つ、特徴的な部分が2013年をのぞいて、好走馬の上がりタイムにほぼ差がない。ということは、ある程度のポジションにつけられる馬が有利。上記15頭の中で前走4コーナー2ケタ番手で回った馬は4頭で、そのうち3頭がスワンS。また、前走上がり1位は3頭、同2位は2頭ということからも、後方待機で直線勝負にかけるタイプには厳しい。
今年の大きなポイントは、確固たる逃げ馬⑧マルターズアポジー
●2016年(前半3F 34.4、5F 57.5)
12.3-10.9-11.2-11.7-11.4-11.7-11.6-12.3
●2014年(前半3F 33.7、5F 56.7)
12.0-10.4-11.3-11.6-11.4-11.5-11.3-12.0
「近5年の3着以内馬の通過順とレース上がり」2016年、2014年とも中団より前に付けた馬たちが上がり順位が悪くても残る
2014年は連覇を狙ったトーセンラーが上がり1位を出しながら4着、2016年は前年2着のフィエロが伸びきれなかったように、後方待機組は追走に脚を使わされるので厳い。ペースが速いからといって、差し・追い込み有利になるわけではない!
2016年と2014年に4番人気以下で馬券に絡んだのはネオリアリズム、ダノンシャーク、グランデッツァの3頭。いずれも古馬になってから1800m以上のレースで先行して連対した実績あり、前走でも逃げ・先行の戦法を取った馬。該当するのは③ヤングマンパワー、⑥ダノンメジャー、⑧マルターズアポジー、⑫イスラボニータ
馬場状態が微妙、水分が残ればエアスピネル、乾けばサトノアラジンは警戒
過去10年注目データ
[前走着順]前走から連勝を果たした馬は4頭いる。前走6~9着から巻き返して勝った馬も4頭。馬券の対象になった8頭は前3走以内に勝鞍あり。前5走以内に重賞で3着以内がある点で共通。前走2ケタ着順から馬券圏内に巻き返した馬は1頭もおらず、サトノアラジンにとっては非常に厳しいデータ
[枠順]過去10年で勝ち馬が出ていない枠番は5枠の1つ。この枠は2着も1度しかなく、複勝率が8つの枠で唯一10%に満たない。一方、その1つ内の4枠は2勝、2着5回というラッキー枠。ただし、入った馬の質が高めで、07年のダイワメジャーは勝ったものの、10年ダノンヨーヨー、12年グランプリボスが1番人気で敗れている。
馬番別では「5」と「16」が2勝。複勝率では「8」と「13」が40%をマークしている。馬券絡みがないのは「6」「9」「14」「18」の4つ。
[脚質]4角先頭で押し切った馬は過去10年では昨年のミッキーアイル1頭。4角先頭の馬には厳しいデータが出ているのだが、好位、中団、追い込みがほぼ均等に上位争いをしていて、4角10番手以下から追い込んで勝った馬も3頭いる。直線が平坦の外回りコースで、脚質面の有利不利はない
前走レース別
レース名 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
天皇賞(秋) | 3-0-1-14 | 16.7% | 16.7% | 22.2% |
富士S | 2-3-1-43 | 4.1% | 10.2% | 12.2% |
スワンS | 1-5-1-35 | 2.4% | 14.3% | 16.7% |
スプリンターズS | 1-1-1-6 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
京都大賞典 | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
安田記念 | 1-0-0-4 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
府中牝馬S(G3) | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
毎日王冠 | 0-1-1-13 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
サンチャリオットS | 0-0-2-1 | 0.0% | 0.0% | 66.7% |
府中牝馬S(G2) | 0-0-1-6 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
清水S | 0-0-1-0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
札幌記念 | 0-0-1-0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
外国人騎手はここ2年必ず3着に入っている。
⑫イスラボニータ C.ルメール
③ヤングマンパワー 石橋 脩
④サングレーザー 福永 祐一
⑤サトノアラジン 川田 将雅
⑥ダノンメジャー 北村 友一
⑦レッドァルクス C.デムーロ
⑧マルターズアポジー 武士沢 友治
⑪エアスピネル R.ムーア
⑱ペルシアンナイト M.デムーロ
この8頭で決まるのか?
過去5年1番人気は1回しか連対していない。
3着内15頭はずべて9番人気以内。連対は
10頭中9頭が4番人気以内残り一頭は8番人気
複勝7番レッドファルクスに300万の買いあり、