World of Dance(ワールド・オブ・ダンス)2018シーズン2「部門別対決」パート1

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 部門別対決が始まる

Divisional Finals「部門別対決」が始まります。前回のCUTから勝ち上がったダンサーは、

アッパーからはカレン・イ・リカルド、マイケル・ダメスキー、アシュレイ&ザック。

アッパーチームからはSランク、The Ruggeds、Poreotics

ジュニアチームからはザ・ラボ、ファヴュラス・シスターズ、ロックカンパニー。

ジュニアからは、ショーン&ケイシー、チャリティー&アンドレス、ジャクソン・ウイラード。

個人的に応援していた、ジュニアのジョッシュ&テイラーアッパーのBdash&コンクリートは残念ながらここに出ることはできませんでした。2組とも負けるとは思いもしませんでし、もう一度見たいダンスだっただけに本当に残念です。


今回の部門別対決はかなり演出に凝ったダンスで、見逃し厳禁と言っていいほど、凄いとしか言いようがありません。それとシーズン1でCUTからゲスト審査員として出ていた、ミスティー・コープラッドが参加します。

先ずはアッパーダンサー、アッパーチーム編から

 アッパー ディヴィジョン

ステージの最初から得意のスピンから入るダンス。リカルドが立ちながら、そして座りながらカレンの手を持って、するスピンは圧巻です。もちろん、これだけ回転の速いスピンができるダンサーは、一人もいない。

スピード感あふれるダンスとスピン、それしかないのかっと思っていたらおもむろに、カレンを後ろにして両手で持ち上げ回転をする技を。ダンスが終わった後に審査員が、あれは何と聞かれた時「チキン・ロースト」と言っていました。

なるほどチキンを焼く時、回転さして万遍なく火を通すときの料理方法だなと。なかなかの技ありのダンスです。アイデアとしてはとてもユニークで、インパクトのある動き。

しかし同じような曲に、同じようなダンススタイルでもっと変化がほしいと思いました。これだけ続けば「あ、またかっと」飽きてしまうかもしれません。素晴らしいパフォーマンスだけに,そう感じるのは、あなたもそうでしょうか?

 アシュリー&ザック

天井から吊るされたアシュリー。エアリアル・シルクを思わす吊るされた布から、降りてくるところから始まる、とてもインパクトのある演出です。

エアリアル・シルクは、天井から吊るされたシルク(布)を用いる、華麗なアクロバティックなパフォーマンス。フランスが発祥とされ、サーカスのなどで使われています。

とっても優しいダンスに、このアレックス&シエラの曲 “Gravity.”無重力「何かがわたしをあなたへと引き戻すの 、あっという間に戻ってしまうのよ」フロアーでは布を使って、引き戻したり、離したり、その表現が素晴らしいダンスです。

他のジャッジはもう一つみたいな評価。でもディレクと一緒にダンスをしただけあって、ディレクの評価は上々。現役プロダンサーでカリスマ振付師のディレクの判断は、的を得ていると思います。

エモーショナルなダンスをするアシュリー&ザックと素晴らしい曲”Gravity.”

 マイケル・ダメスキー

数少ないソロリストのコンテンポラリーダンサー、マイケル・ダメスキー。1人でダンスを演出するには、不利と言えるこのダンス大会、でもそれを覆すことが出来るダンサー?

忍者の衣装で登場するマイケル。スクリーンに自分の分身を従えて、そのうちにその分身が、自分の中に吸い込まれるように入って来る。それからステージで狂気に満ちたダンスが始まる。

Ruellesのmadness狂気」とともに。

ステージいっぱいに所狭しと踊るマイケル。高いジャンプに高速のスピン、まるで覚醒したかのように今までとは全く違ったダンス。
自分自身を殴ってみたり、頭を抱えて「自分はどうなってしまったんだ、どうしたいんだ」という表現ダンスは正にmadness「狂気」。

今までのダンスと違った表現がとっても新鮮です。これぐらい変化がないとジャッジには、響かないでしょう。

 アッパーチーム ディヴィジョン

The Ruggeds

The Ruggedsのチームメイトの一人が足に負傷を負っている。ひとり欠けた状態で臨むRuggeds。それで大丈夫なのか?手負いの傷を負ったオランダのBBOYが牙をむく。

強力なオオカミをテーマにしたダンスパフォーマンス。バックにはオオカミが映った星、それは自分たちの故郷?オオカミの雄たけびが聞こえる中、劇的なライトニング効果が発揮される。ダンスを超えた物語の一部分を見ている感じです。

突然ステージの照明が切れ真っ暗に。ドラムのドン・ドン・ドンの音と共に、一人づづ写されるスポット。そこでBBOY得意のブレイクダンスが始まる。それがまたカッコいい。

暗闇から光の世界へ、そこにいるのはオオカミの軍団。この星を征服しに来たような、オオカミの雄叫び。Woodkidの “Iron” が

次にステージにこの軍団を導く。そう、もちろんあなたも一緒に次のステージへ!!!

 S-Rank

現在NO1ヒップホップダンサーのS‐ランク。仕事を辞めて「カウチサーフィン」をしているメンバーもいるぐらい人気のダンスチーム。今回はどんなダンスをしてくれるのか楽しみです。

メタリックシルバーの宇宙服?でスタイリングされていて、その動きは複雑で巧みなところが、彼らのパフォーマンス。それは最新の曲を取り入れた理解しがたいダンスともいえます。

でも見ているとやっぱり人を引き付けるダンスチーム。

gas pedal「アクセルペダル」を踏み込み全開でとばしていくS‐ランク。その目的地はもちろんファイナルステージ。ロケットに乗った彼らの旗がそれを示しています。

 Poreotics

かなり斬新なロボットダンスをするポレオティクス。複雑な動きを強調するために、白い縞模様の服を着たようです。これはジュニアチームのフリップが着ていた縦じまの衣装よりは少しシンプル。

でもかなりインパクトはあります。

顔右半分にシルバーのフェイスペインティング、そして手に持っていたサングラスをかけて、それからダンスが始まる。日本でも人気の高いDJスクリレックスのBangarang、かなりいい感じでノリノリです。

ダンスの最後に1人のダンサーが審査員の前まで行って、その時宙返りをするが着地に乱れがあり、倒れた体制になってしまった。かなり良かっただけに残念。

ディレクとジェニファーはそれも含めて、いいダンスだという評価でした。さすがふとことが大きい.


スコア:
Karen y Ricardo:95,94,96,96平均95.3

AshleyとZack:84,86,87,90平均86.8

マイケル・ダムズキー:100 98,95,98,平均97.8

スコア:
Poreotics :85,87,87,88平均86.8

Sランク:96、93、94、93平均で94 

Ruggeds:92,90,92,92平均 91.5 

結果はアッパーチームはSランク。アッパーはマイケル・ダメスキーがファイナルステージへ。

アッパーチームはRuggedsが勝ったと思ったのですが、あまりにも斬新過ぎた演出だったのかもしれません。あなたはどう思いますか?

 
次回はジュニアとジュニアチームの部門別ファイナルです。応援しているショーン&ケイシー、日本人のファヴュラスシスターズには頑張ってほしい。

 ダンスシーン

カレン・イ・リカルド

アシュリー&ザック

マイケル・ダメスキー

The Ruggeds


S-ランク

Poreotics

 
 
 
(ワールド・オブ・ダンス)2018シーズン2CUT3